
災害トイレ2Ways 大地くんは、平常時、組立式仮設トイレ、トイレットペーパー、毛布など 災害時必需品の地下備蓄槽として利用できます。
災害時にトイレが設置場所の地下に収納できるため、いざというときの運搬コストもかかりません。 熊本地震では肌寒い季節に毛布の需要が高まりました。
※地下避難シェルターとしては使用しないでください。
※本製品は災害対策を目的としているため、日常倉庫としての利用はできません。
利用シーンを追って、「災害トイレ2Ways大地くん」をご体感いただける動画を用意いたしました。 規模やスケール感、備蓄槽の内部環境、トイレBOXの組み立て手順、昇降リフトの使い方、洋式トイレの概要など、製品の特徴を丸ごと知ることができます。 是非一度ご覧くださいませ。
災害トイレ2Ways大地くんの最大の特徴は、有効貯留量およそ29㎥の大容量。一般的な仮設トイレ(有効貯留量250〜300L)100基分に相当します。大災害時にも、500人が30日間使用可能(※)な大規模仮設トイレとして、避難所のトイレ不足問題に対応します。
※1日1人あたり
大便200g・洗浄水300cc、小便1,250cc(250cc×5回)
計1,750ccとした場合
(基礎看護学 基本的日常生活援助技術より)
災害トイレ2Ways大地くんの仮設トイレは組立式簡易水洗洋式トイレ。川の水や雨水、その他さまざまな周辺の水を利用できるよう設計されています。
例えば学校では、災害対策として一年中貯水されているプールの水を使用できます。また、泥のような流れない状態でない限り井戸、川、水たまりの水なども使えます。
万一水が確保できなくても、ポットン便所と同じように使用できます。ただし便器に付着した排泄物の臭いや見た目の問題があります。また、フラップ弁(便器ピット部分)に紙がまとわりつくこともありますが、小便によって自然に剥がれ落ちます。
一般的な仮設トイレの有効貯留量は250〜300L。
災害時の避難所では、わずか数日でその容量はいっぱいになってしまいます。汲み取りが行われない仮設トイレは、使用不能になるだけでなく、悪臭により周囲の生活環境の悪化を招く原因にもなります。このため、仮設トイレの機能回復は地域全体の災害対策として必須となります。
また、仮設トイレと処理場の往復にかかる時間を短縮するという面でも、地域のし尿一時貯留の考え方は有効です。地域の限られたバキューム車を有効に稼働させることで、緊急時により多くの仮設トイレの機能を回復させることができます。
※地域のし尿一時貯留槽として利用した場合、し尿投入量により、500人が使用できる日数は30日より少なくなります。
槽内の様子 土圧に対して十分なリブ補強で強度を確保
災害時の仮設トイレは、年齢性別様々な人が利用するものです。
誰もが使いやすいように、たくさんの工夫を凝らしました。
老若男女みんなの「使いやすい」を
目指した特別仕様です。
夜間にはトイレ内外に設置されたLEDライトが明るく点灯。夜暗くてトイレに行くのが怖いお子様や女性も安心です。ソーラー充電パネルが付属しているので、停電時にも使用できます。
仮設トイレで気になるのがニオイの問題。特に夏場や日中には、気温が高まることで強烈な臭気が発生し、避難所の衛生環境の悪化につながります。
災害トイレ2Ways大地くんでは、常時稼働している自然排気型臭突管に加えて、日中には太陽光電力でDCモーターを稼働させることで、効率的な排気を促します。
W1,200×D1,800×h2,920(mm)
トイレは10基まで増設可能。使用状況に応じた設計変更によるカスタマイズも可能です。詳しくはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
災害時に、槽内の収納物を取り出すための手動式リフトが付属しています。ハンドルを回して荷物を上げ下ろし。耐荷重約100kgで、重い荷物も楽々上げられます。
埋設工事には車10台分のスペース(本体の約2倍の面積)が必要です。工期の目安は1~2ヶ月です。詳しくはお問い合わせください。
災害トイレ2Ways 大地くんに興味・関心を持っていただております全国の企業や自治体の皆さまのために、Zoomを使用したオンラインの説明会を実施しております。 動画や模型を使った商品説明はもちろん、ご不明な点やご質問等をライブでお答えいたします。説明会について詳細を知りたい方やこの日に説明会を受けたいなど、お気軽にお問い合わせくださいませ。